#5 教育テクノ物語 【最終章】
【5時間目後の休み時間】
A「よっしゃー!今日はあと図書の時間終わったら帰れるー!うぇーい!」
B「嬉しいねー♪」
まるげり「休憩取った人から、学校用タブレット持って図書室に行きまーす!」
はーい!!
【図書室にて】
A「今日は、テクノ探偵の新刊が入る日♪実物あるかなー?」
B「テクノ探偵人気だから借りられてるかもよ?」
A「あった!!あと1冊ある!!いただきー♪Bも実物で読みたかった?」
B「僕は電子版で読むからいいよ。Aはなんで実物にこだわるの?」
A「いやー、電子版でもいいんだけど、やっぱり本は実物で読みたい派なんだよねー。」
B「そういうもんなの?」
A「そういうもんなの!まあ、電子版のいいところは、実物が借りられてても読めたり、わざわざ図書室に来なくても教室で図書室の本を読めたりするところかな。でも、やっぱ図書室に来たときは実物に限るよねー!!!」
B「そういうもんなの?」
A「そういうもんなの!」
C「ちょっと、Aくんうるさい!」
A「おっと、悪りぃ。すまねぇ。」
【帰りの会】
まるげり「今日は、大事な手紙があるので、必ずお家の人にスマホでチェックしてもらってください。手紙の最後にアンケートがついています。回答期限は来週の月曜日までです。」
A「配られる手紙の枚数減ってうれしいよなー。俺よく手紙無くして怒られたもん。」
B「うちの学校もようやく時代においついてきたよね。」
まるげり「宿題やりたい人は、自分で宿題アプリ進めてくださいね。んじゃあ帰ろう!」
さようならー!!
A「おい、今どこまで宿題アプリ進んだ?」
B「僕は、今年習う内容は一通り進んだよ。」
A「マジか!クラスの中でBが一番宿題アプリ進んでるんじゃねーの?俺も今日は時間あるから、一気に進めちゃおっと!」
B「Cさんがすごく進んでるって聞いたよ。ねえねえ!Cさん!宿題アプリどこまで進んだ?」
C「私は、中学校の内容の5月分まで進んてるわよ」
A「お前中学校の内容やってんのかよ!すげーな!」
C「Aはどこまで進んでるの?」
A「俺は、2月分まで終わってるぜ」
C「え!意外!すごいじゃない。Aのことだから、10月ぐらいで止まってるかと思ったわ。」
A「へへーん!すごいだろ。今日3月分ガッツリ進めようと思ってるんだ。」
B「明日どこまで進んだか聞くのが楽しみ!じゃあまた明日ー!」
C「またね。」
A「See you!!」
〈放課後 職員室にて〉
まるげり「さて、今日も1日終わったー!4時から年休取らせてもらおーっと♪」
スイッチ先生「お!今日は年休?いいねー!年休の申請も楽になったよね。」
まるげり「年休申請の画面を開いて、カチカチっと押したら・・・完了!」
スイッチ先生「年休簿も出張命令簿も完全に電子化されたから、印鑑押して見せに行って・・・っていう作業が無くなったのが嬉しいね。」
まるげり「ですね!んじゃ、お先に失礼しまーす♪」
【第3章 解説】
色んな紙媒体のものを電子化できたらいいのになー。と思う今日この頃です。
〈電子図書室〉
今、電子書籍ってありますよね?(恥ずかしいことに、私はまだ使ったことないのですが・・・)
学校にある本も電子化して、学校用タブレットの「図書室アプリ(仮)」で観覧できるようになったら便利そう!と思ってます。
(図書室を無くすという意味ではなく、図書の本+電子書籍サービスというイメージです)
もし「図書室アプリ(仮)」ができたら・・・↓↓↓
・実物が借りられていても電子版なら読める
・教室でも読めるので、自費で学級文庫の本を集めなくても済む
・テストが終わった後とか、図書室で本を借りていなくても、タブレットで図書室の本が読める
・電子版の本は劣化しないので、表紙の修繕とかの手間が省ける
・本の紛失が減る
などなど、メリットたくさん♪
〈手紙の電子化〉
そろそろ紙媒体卒業したい。マジで。
これも導入している学校がある(のか?しようとしている学校がある?)そうですね。うらやましい!
手紙の印刷をやめることで・・・↓↓↓
・紙代・インク代の節約
・印刷時間の節約
・「手紙無くしましたー。」→再度コピー という無駄な仕事が減る
・回答付きの手紙も管理しやすい
・かさばらない
・配り忘れがない
・「長子何人?」問題解消
・「うちの子、お兄ちゃんがズボラなので、妹に手紙渡してもらってもいいですか?」問題解消
・お家の方も管理しやすくなる
もはやメリットしかない!
さらに、学校の年間行事計画とかは、「学校カレンダー(仮)」的なアプリでいつでも見られるようにできたらいいなー。
しかも、その「学校カレンダー(仮)」が、GoogleカレンダーとかTimetreeとかにデータ転送できる優れものだったら最高。
〈宿題アプリ〉
みんなが一律で同じ宿題プリントをすることに意味があるのか。ということについては、様々なところで意見が出ていると思います。一人一人が学びたいときに学びたいことを個別に学べたらいいですよね。
「EdTechが変える教育の未来」を読み、いろんなエドテックがあることを知りました。公立小学校で手軽に使えるエドテックがたくさん増えてほしい!!
子どもが「宿題アプリ」的なもので学べたら・・・↓↓↓
・教師がプリントを準備する時間や紙代・インク代の削減
・休み時間に丸付けやチェックをする時間の削減
という、教員の時間確保にもつながるし
・やらされる宿題からの解放で子どももうれしい(はず)
・個に合った学習が展開されやすくなる?
・不登校の子も、学習を進めることができる
・学習の記録が保存されて、意欲アップ!?
・成績などにも活用できる!?
・というか、学習の履歴が記録されていくなら、「成績」っていう概念が無くなる?
・さらに、ブロックチェーンを活用して「学習歴」を残せるようになったら、ゆくゆくは「お受験」が無くなる!?
色々な可能性が生まれそうですね♪
(もちろん、メリットを生かすための手を、私たちが考えなければなりませんね)
〈年休簿・出張命令書の電子化〉
年休簿とか出張命令書とかって、紙媒体で提出してますか?うちの地域は紙媒体でやりとりしています。(年休簿は手書き、出張命令書はパソコンで打って印刷して印鑑押して提出)
もう・・・パソコンカチカチ、完了!になってくれー!!
平成が終わろうとしているこの時代に、学校だけがすごく取り残されているように感じる・・・
もっと働きやすくなってほしいなー。
誰かすごい人がこの記事を見て、開発&実現させてくれないかな。
すごい人が現れますように・・・♪
教育テクノ物語 ~1日の流れ編~ おしまい