#2 今年の「振り返りジャーナル」を振り返る

岩瀬直樹さんが提唱する「振り返りジャーナル」を、今年度は、４月から１年間通して行うことができました。

「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)

１年間通して続けたジャーナルは、とーってもよかったです♪

先日、担当していた６年生が卒業しました。

卒業式前日に書いた最後のジャーナルのお題は「今年１年を振り返って」

子どもたちは、クラスに関すること、ジャーナルに関すること、１年間学んだこと、成長したこと、先生への感謝、これからの意気込みなど、様々な振り返りをしていました。

その中から、【ジャーナルに関すること】をほんの一部を紹介させていただきます。

【ジャーナルに関すること】
・この一年間は、とても楽しかったです！！いろいろな行事に合わせて、協力したり、団結したりできてとても良い思い出になりました。ジャーナルがあったから、１日を振り返ったり、自分の行動などを見直したりすることができてよかったです。ありがとうございました！！

・最初は５分って長いなと思ったけど、実際書いていたらあっという間でした。先生とのやりとりだし、毎日返ってくるのが楽しみでした。６－２の状態をしっかり振り返ることができてよかったです。・・・（略）

・ジャーナルで一番楽しみだったのは、先生のお返事です！！学級通信も一緒で、毎回楽しみに待ってました。面白いお返事や納得できるお返事などいろいろあってすごいな～と思いました。・・・（略）

・１年間とても楽しい思い出がたくさんできました。みんなで協力し、大縄も300回超えることができたし、運動会でも全員で力を合わせ優勝できたことが心に残っています。そして、１日１日の思いがつまったこのジャーナルも、大切な思い出の一つです。・・・（略）

いつもは、１５分ぐらいで全員分のコメントを入れ終わるのに、この日だけは３０分ぐらいかかっちゃいました。でも、１年間終えた素直な感想・思いが色々書かれてあって嬉しかったです。

ジャーナルを書くのに費やした時間は（何度か休んだので、約１８０日で計算）

子ども  →  １日５分×約１８０日＝９００分　（15時間）
先生　  →  １日１５分×約１８０日＝２７００分　（45時間）

の時間を費やしたのですが、確実にそれ以上の効果がありました。

来年度も、ぜひ！ぜひ！続けたい実践の一つです。