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まるげりスイッチが教育のことについて書きます

#16 第15回教室『学び合い』フォーラム

いや~、充実した1日でした。

 

今回のフォーラムで感じたこと・考えたことを家に帰ってノートに書きだしてみると、次の4つのことに分類できました。

 

① 今の学校のシステム変わってほしいな

② 今のシステムで自分にできることは何かな

③ 自分の「自由」について

④ 今回くすぐられた好奇心

 

 

【今の学校のシステム変わってほしいな】

・「みんなが同じことを、同じペースで、同質性の高い学級の中で、教科ごとの出来合いの答えを、子どもたちに一斉に勉強させる」というシステムは限界を迎えている。

 

・学校が「自分の生きやすい場所は、①自分で見つけることができる ②自分で作ることができる ということを経験できる場」になってほしい。

 

・そのために、学校という場が「同質性の高い閉鎖的な空間」から「流動性のあるゆるくつながった空間」に変わっていってほしい。

 

・学びの個別化・協同化・プロジェクト化が進められる学校システムへと大きく舵をきってほしい。

 

→ここは、自分1人じゃできない、ある意味人任せな願望です。文科省頑張って!

 

 

【今のシステムで自分にできることって何かな?】

上の願望をふまえた上で、自分にできる(かもしれない)こと。

・『学び合い』を突きつめていけば、

「1時間の学習を子供に任せる」→「単元をまるっと任せる」→「複数教科で単元を任せる」→「短いスパンの学習計画を自分たちで考えさせて、自分のペースで学習を進める」→「複数教科で学習計画を立てて、〈算数をやってるとなりで国語の意見文書いている〉といった学びの進め方に転換していく」

 

というように、今のシステムのままでも、学びの個別化と協同化を進めていくことができるかもしれない。

 

・プロジェクト型の学びをやってみること。ただし、今の授業時数・決められているカリキュラム等を考えると、できても「全構成型プロジェクト」か「一部構成型プロジェクト」だと思われる。

 

→この2つのことをやってみたいけど、どちらをするにしても、膨大な準備の時間が必要(計画・構想の段階にも時間が必要だろうし、試行錯誤しながら進めていく過程でも時間が必要になりそう)になるので、今の業務量でそれをこなせるとはちょっと思えないのが現実。

でも、なんらかの形で小さくはじめてみることが、子どもにとっても自分にとっても大事になるのは確かなので、やってみたいなぁ。

 

・「自由の相互承認」の感度を磨くために、できることって何があるかを考え、日々の実践をすること。

→学びの個別化・協同化・プロジェクト化以外にも、「自由の相互承認」の感度を磨く方法があるかもしれない。日々の声かけの仕方だったり、学習の進め方だったり、保護者とのかかわり方だったり、磨ける可能性はいろいろあると思うので、見つけてやってみたいと思います。「信頼して、任せて、支える」をキーワードに。

 

 

【自分の「自由」について】

・「自分がどう生きたいのか」、「自分の欲望は何か」。それが分からない状態は苦しい。 ←まさに、今この状態に陥りつつある。

 

だから、まずは自分のことを知って、何をしたらいいのかわかるようになりたい。フォーラムの最後に福永さんが言われていた「夢を語れば仲間が集まる」という言葉。まずは夢を語れるように、自分のことを知りたいと思いました。

 

 

 

【今回くすぐられた好奇心】

・ほんとうの愛とは

・「帰謬法」と「帰謬法返し」

・「暴力の人類史」や苫野先生のこれまでの本(特に「はじめての哲学的思考」や「子どもの頃からの哲学者」)

・「学校」以外の教育の場についてもっと詳しくなりたい

・ほんとうの愛とは

・今の社会が、自由を実現するのにふさわしい枠になっていない・・・の所の話をもう少し詳しく聞きたい

・哲学の話もっと聞きたい

・ほんとうの愛とは

 

この夏、たくさん勉強しようと思いました♪

 

 

【まとめ】

2日目しか参加できませんでしたが、とーっても有意義な1日になりました♪実行委員会の皆様に感謝です!素敵な会をありがとうございました。

 

そして、苫野先生に会いに行って、もっと話を聞きたいと思った1日になりました。そのうち、熊本にお邪魔してみたいと思います♪(そのためには、まず自転車買わなきゃ!笑)